第15章 爆豪くんの彼女ちゃん 爆豪勝己
あれから点差は開く一方で、完全勝利を果たした爆豪チーム
試合が終わるなり私の方へ来て上着を貸せとのこと
「タオルいる?」
爆豪「あ?、あー、いらね」
そう言って袖で汗を拭うかっちゃん
鎖骨に落ちる汗
汗をかいてるはずなのに甘い匂いが漂う
爆豪「次の試合だろ、勝てよ」
「もっちろん!」
「ちゃんと応援してね?」
爆豪「して欲しいんかよ?」
そう言いながら肩に手を回し顔を覗き込むかっちゃん
「うー、ならいい。」
爆豪「行く代わりに勝てよ」
そう言われて俄然やる気になった私は1人大きな声を出して頑張った
もちろん男女共に種目全部1位を取りクラス順位も1位を貰うことが出来た。