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男子校の女王様。

第8章 待てば海路の日和あり


わたしは上目遣いに時雨先生を見つめる。

「流石に嫌ですか?」

「それ、は……」

時雨先生の目が泳ぐ。

両頬は赤く染まり、完全に硬くなった性器は強く反り返る。

すっかり淫猥な身体になってしまった。

どろりとした快感に浸り、理性を溶かしていく姿にぞくぞくしてしまう。

ぴくぴくと敏感な反応を見せる時雨先生に口角が上がる。

時雨先生は息を吸った。

「嫌なはず、ねえだろ……」

時雨先生の肩が僅かに上下する。

喉仏が静かに動き、生唾を飲む音がした。

「俺は、丸木戸のすることなら、なんでも……ご褒美なんだよ……」

「ご褒美、ですか」

わたしは目をぱちぱちとさせ、笑った。

「じゃあ、わたしにえっちにオネダリしてみてください」

躊躇ったのか、驚いたのか。

硬直した時雨先生の、屹立した性器を平手で打った。

「うッああ!」

硬く張り詰めた男性器がビクンと跳ね、ぶるっと震えた。

時雨先生が鮮烈な痛みに叫び、自身を押さえる。

「う、く……ッ」

その痛そうな声には、官能的な吐息が混じっている。

実際、打たれた性器は更に硬さを増し、切なそうにびくびくとカウパーを垂れ流している。

「ほら、早く」

わたしが笑って促すと、時雨先生はそろそろと大股を開いた。

開いた両足の角度が大きくなり、真ん中に反り立った肉棒が激しく主張される。

時雨先生は背中を反らし、股間を突き出すようにしてわたしに懇願した。

「お、俺の……ちんこ……の、毛、剃って、射精管理してください……丸木戸の許可、なしに射精しません、お願いします……」

その官能的な震え声に、下腹部が熱くなる。

「よく言えました」

可愛い可愛い、と笑うと時雨先生は羞恥に俯く。
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