第36章 子の心親知らず

くちゃくちゃと先端に滲んだ粘液を擦り弄ぶと、切なそうな声と体の動きは大きくなる。

サヘルくんは焦れったそうに腰を揺すり、耐えかねたように声を上げた。

「はぁっはあぁっ……ママ、もっと、おちんちんしてえ……」

「赤ちゃんなのにさっきからこんなに勃起して……それに、ママにおちんちん触って欲しいんですか？」

意地悪く笑うと、サヘルくんは泣き出しそうな顔で何度も頷く。

熱り立った竿も振れ、先っぽから熱い液がぴゅくぴゅくと散る。

「あ、あっ、ぁ……ママに、よしよし、して欲しい……ママぁ、さっきみたいにいい子いい子して……っ」

蕩けきっただらしない声で、子供じみた言葉遣いのまま、必死に射精を強請るサヘルくんに下半身が熱くなって、たまらなくもどかしくなる。