第36章 子の心親知らず

女の子と見間違える程の中性的な見た目、童顔のサヘルくんがちゅぱちゅぱと胸を吸い立てる。

美味しそうに舐めたり、口に溜まった唾液をまるでミルクでも飲むように嚥下し、また胸に吸い付く。

その姿を見ていると、厭らしい気持ちと同時に愛おしさが胸を満たしていく。

一心不乱に胸を吸い上げるサヘルくんを見下ろし、目を細めた。

「あっ……ふふ、なんだか、赤ちゃんみたいですね……」

「……ん、っう、ん……」

サヘルくんは恥ずかしそうに顔を赤くしたが、口を窄めて柔らかな膨らみの頂点を吸い続ける。

わたしは顔を動かし、トロトロと我慢汁を垂れ流す逸物に目を止めた。

指先を先端にやると、

「ふう……ッ！」

ねとっと糸を引き、サヘルくんは腰を引き攣らせる。