• テキストサイズ

男子校の女王様。

第35章 商人の嘘は神もお許し


「……どうしましたか?」

「オレ、もっと頑張る、から、頑張るからっ……オレだけ見てて欲しい、辛い……っ」

「嫉妬しちゃったんですか?」

そう訊ねると、永夢くんは首を縦に振る。

甘ったるいおねだりと少し苦しげな喘ぎ声を入り乱れさせ、上目でわたしを見る。

時雨先生とはまた違い、見栄も外聞もなくひたすらに求めてくる姿に母性本能が擽られる。

こくっと唾を飲み込む。

同時に、嗜虐心も酷く唆られていた。

「でも、ダメです」

永夢くんの唇に人差し指を当て、笑顔で言葉を封じる。

「う……っ」

ふにっふにっと唇の感触を味わうように指先を押し当て、そっと外す。

「少しだけ大人しくしてて下さいね……少なくとも、今日は永夢くんだけを可愛がることは出来ませんし、しません」

わたしはスカートの中に手を入れ、

「紗都ちゃんっ……」

下着だけを脱ぐ。

ゆっくりと腿から引き下げて、

「口、開けてください」

「えっ、ン、んんッ!ん、ふっ……!」

永夢くんの口に丸めた下着を突っ込んだ。
/ 575ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp