• テキストサイズ

男子校の女王様。

第33章 水に燃え立つ蛍


嗜虐的な慾はとめどなく、抑えられそうにない。

わたしの唇は自然と弧を描く。

そのまま永夢くんに紐パンを見せつけるように、ゆっくりと前に腰を突き出した。

「我慢強くする特訓、して欲しいんですよね?」

永夢くんは急いた目付きでわたしを見上げ、何度もこくこくと頷く。

「ん……っ、はァ……っ、そ、そう……して欲しい、っ……」

永夢くんの焦れったそうな顔に、下半身が堪らなくなる。

わたしは疼く熱を噛み殺し、

「手、使えなくてもどかしいでしょうけど、ちゃんと我慢して」

婀娜っぽく誘いかけた。

「口でほどいてみて?」

永夢くんの目が見開いて、恍惚とした光を持つ。

「う……ん……分かった……」

永夢くんは静かに唾を呑み、わたしの元に顔を寄せる。

下着のサイドの紐に口を近付け、

「ン……」

唇で摘むように先端部分を噛んだ。
/ 575ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp