• テキストサイズ

男子校の女王様。

第22章 亭主の好きな赤烏帽子


サヘルくんの息は上気し、目はうっすらとしとっている。

潤んだ目でわたしを見つめた。

「はいっ……紗都せんせいの、プレゼントですから……」

「今ここで見せてくれますか?大丈夫ですよ、保健室の鍵は閉めてますから」

「……はい……」

サヘルくんは頬染め、目線を下げる。

自分の制服に手をかけた。

上着を脱ぎ、カッターシャツのボタンを摘む。

ひとつ外す度に、サヘルくんの口から吐息が溢れ、指先が小さく震えた。

サヘルくんがボタンを全て外し、シャツの前部が大きく開く。

恥ずかしそうに顔を伏せ、そろりとカッターシャツを脱いだ。

男子用のスクールインナーがサヘルくんの体躯を包み込み、線の細さを引き立てる。

サヘルくんは肩を丸め、肌着の裾を持つ。

緊張したように唇を食み、一気にインナーを捲った。

白いフリルが揺れ、女性用のセクシーランジェリーが顕になった。
/ 575ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp