• テキストサイズ

男子校の女王様。

第20章 悪事千里を走る


「……俺、一応、そっちの経験ないん、だけど……」

時雨先生は眉を寄せ、伏し目がちに視線を逸らした。

「大丈夫ですよ、きちんと解してあげますから」

わたしは時雨先生のズボンの前部に手を伸ばした。

ファスナーの上を指先でなぞると、

「あ……ッ」

時雨先生は薄く歯噛みして、扇情的に表情を歪めた。

細い声を洩らし、無意識的に足先を揺らす。

時雨先生の身体にぴくんと力が入る。

それを見たわたしは、びくびくと震える竿を先端部から根元へ、ゆっくりと引っ掻いた。

「くっ、あぁっ……!」

時雨先生の腰が揺れ、わたしの指先に伝わる熱が布越しに小さく跳ねる。

「は……ぁっ、あ……」

時雨先生の昂った自身が狭苦しそうに布を押し上げる。

時雨先生は艶っぽい息を断続的にあげながら、目をとろんと潤ませた。

「あ……ッ、はあっ……丸木戸……」

時雨先生の口からは物欲しそうな震え声が溢れ出す。

「何ですか?もっと、強い方がいいんですか?」

「えっ、あ……!」
/ 575ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp