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男子校の女王様。

第10章 京の夢大阪の夢


「……う……丸木戸……っ」

丸木戸は無表情におれを見ている。

その目に背筋がゾクゾクして、えもしれない興奮に襲われる。

おれは乾いた口を開いた。

「く……くだ、さい……」

「……何を?」

布越しに膨らんだ逸物をぎゅっと握られた。

「あッ!あ、はァッ……!」

思わず甲高い声が漏れる。

「そ、その、丸木戸の……」

身体中の熱が上がっていく。

溜息を漏らし、打ち震えた。

「……唾、飲ませて下さい……」

「変態……」

丸木戸はくすりと口元を歪め、おれの顎を持つ。

上から見つめられ、身体の奥が甘く震える。

頭が蕩けそうだ。

おれは口を開ける。

丸木戸が口を開ける。

おれを見下ろしながら、咥内に向かってゆっくりと銀の糸を垂らした。

生温い温度のそれが舌先に伝わる。

「……ゴックンは?」

おれは丸木戸に促されるまま、ごくり、と口中の唾液を飲み干す。

「は、ぁ……」

恍惚感に身体が包まれ、下半身がじんじんと火照る。

「そんなに美味しいですか」

「あ……」

丸木戸がおれの下半身に手をかけ、衣服を脱がす。

おれは思わず目線を逸らした。

肉棒は痛いほどに張り詰め、先っぽがぬるぬるとした汁で光っている。

はあっと息を吐き出し、無意識に丸木戸を期待した目で見てしまう。

丸木戸はそれが分かったのか、くすっと笑った。
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