第9章 肉を切らせて骨を断つ
聖くんの色白な臀部を両手で掴み、
「あ……ッ」
押し拡げる。
拡げられた穴が期待にひくひくと収縮している。
わたしはポケットから取り出した指サックを小指に嵌める。
保健室に備え付けの薬箱からワセリンを取り、小指にたっぷりと絡める。
閉じきった窄まりに指先を当てる。
ズプッと指を挿入した。
「はああッ……!」
聖くんは異物感に身悶える。
「力抜いてください」
ゆっくりと抜き差しし、優しく引き抜く。
もう一度ずぶと差し込むと、聖くんは気持ち良さそうに腰を震わせた。
「くぁッ……あ」
聖くんは性感に喘ぎ、触れられていない性器を硬くする。
まだ固い周りを押すように、指先をぐるりと回す。
「うぁッ!あ、アっ……!」
とんとん、と指で中を叩くと、
「んんッ、ん!ふぅぅッ……」
反応してきゅうっと指を締め付けてくる。
ずぷずぷと押し込み、ゆっくりと指を引き抜いた。
拡張された窄まりがひくつく。
「ハア……ぁ」
「食べられちゃいそう」