第9章 肉を切らせて骨を断つ
声を震えさせた。
「そ……そう、です……」
「よしよし」
優しく頭を撫で撫ですると、聖くんは僅かに態度を軟化させた。
口をきゅっと結んだまま、頬を染める。
「ちんちん」
聖くんが腰を落とす。
つま先だけで立ち、踵を浮かせた。
両手を曲げ、犬の芸の立ち姿になる。
ポーズを取ったまま、
「ハアっ……せ、先生……僕を虐めてください……僕は、先生の奴隷ですッ……」
「かーわいい」
わたしは嗤う。
「いつからそんな可愛いこと言えるようになったんですか」
「……あなたが、悦ぶかと思ったから」
わたしは大きく肯いた。
「悦びましたよ」
空きベッドの上に座り、ぽんぽんと横を叩く。
「ベッドの上に四つん這いになってください」
聖くんは気恥しそうに従う。
ベッドに乗り、そろそろと腰を突き上げた。
「ま、また……あっちを弄るのか……」
わたしは手を滑らせ、
「嫌いですか?」
聖くんの膨らみを弄る。
中身がひくっと動いた。
「うッ……嫌いじゃ、ない……」
制服を膝まで引き下ろし、下半身が露わになる。
カーテンを閉じた。