• テキストサイズ

邯鄲の夢【NARUTO】

第7章 七夜




イタチの言葉にトビは笑みを零す。
それはとても嘲笑的なものだった。

「バカバカしい。何十年離れていようが人間は成長するものだ。お前のその弟煩悩ぶりも考えものだな……ハハ」

「…………」

イタチはなにも返さずにその場を去った。
木の葉襲撃──────暁と蛇の目的が一致した。このチャンスを逃してはならない。充分なカードが残されているこの状況を、絶対に棒に振るものか。


トビはアジトへと帰った。
全ては己の目的の為。所詮今など余興に過ぎない。





/ 389ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp