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邯鄲の夢【NARUTO】

第5章 五夜



「………みました?今の」

「すごいね……ここで死ぬはずだったのに」
「アスマダケハ救エナカッタヨウダガ」


暁を取り逃した木の葉はぐったりとしたアスマを抱えて帰って行った。換金所の前には紋様と血の跡が残されている。
トビは頭上の葉っぱをちぎって見つめる。

「思った通りだ。」

手の中で握りつぶすと、ひらひらと細切れになって落ちていく。

「ペインの所へ行くぞ」

「え〜?何しに?」

「本格的に動き出す時が来たようだ。」

地上へ降り立つと、握りつぶされた葉っぱの欠片は舞い上がった。



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