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邯鄲の夢【NARUTO】
第5章 五夜
「ハァ?!デイダラちゃんみてぇーな技使いやがって!!」
飛段は右肩から腕にかけて火傷を負う。だが、空気さえも痛む感覚にアスマは顔を顰めた。
「ッ何故だ……?!」
「まぁいい……条件は整ったァ……!」
影を追いかける触手から逃げていると、突如その動きは止まった。術者の忍は飛段の術にかかった忍の方を向いている。
「アスマァァァーーーー!!!!!」
「ッッッきんもちぃぃ………」
アスマは血を吐いた。
飛段の心臓には深々と槍が突き刺さっている。
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