• テキストサイズ

邯鄲の夢【NARUTO】

第5章 五夜




「うんしょ、うんしょ」

「トビ、早くしないと木の葉の忍共が着いちゃうよ」

「そんなこと言うならゼツさん運んでくださいよ〜!ゼツさんの方が早いでしょ!絶対!」

「え〜?トビこそ時空間忍術使えばいいじゃん」
「宝ノ持チグサレダナ」

「あ、そっか!」

トビは引きずっていた鎖羅を肩に担ぐと、みるみるうちに空間に吸い込まれて行った。
それを見届けたゼツも地中に埋まっていく。



「さ〜てと!この辺でいっか!」

崖の麓に鎖羅を寝かせ、すぐ上の木の枝に飛び乗る。ここからなら見渡せるだろう。
飛段の背後から忍び寄る男が1人。その瞬間に印を結んで幻術を解いた。

「そんな早くて良かったの〜?」

「いいンスよ」



/ 389ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp