第14章 雷雨
痛い………
「やめてぇええ!!」
身体が引き裂かれていく………
「畜生、暴れるな!!」
内臓が掻き回されて…………
今にも、吐き出しそうだ………
「ほら、ちゃんと零さず飲めよ」
「うぶッ、ゲッ」
「吐きやがった…」
「吐いたのも啜れ、オラ」
息する度にむせ返る程の悪臭………
もう随分と長いこと与え続けられている、快楽とは程遠い感覚…………
どうして……?
「あ〜あ。もう開きっぱなしじゃねぇか」
「どうします?アジトにつれてかえりますか?」
「妊娠されてちゃあめんどくせぇからな、このまま置いていく」
なんで、こんな事になってしまったんだろう…………
死にたい………………