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また、恋してくれますか。

第3章 〜君を見つけた〜


『ピピピッピピピッピピピッ』バンっ!!
目覚ましを止め、起きたが寝不足で
眠くてボーっとしていた桜奈。

(ダメだ、眠いー、顔洗って目を
覚まさないと)

ボーっとしたまま、『おはよう』と
言いながら二階から降りて洗面所の
扉に手をかけた。

『桜奈、ダメよ今、家康君がシャワー
浴びてるから!!』と千里に止められたが

ボーっとしていて、千里の声が耳に
入っていなかった桜奈は

『何ママ?』と千里を見ながら、洗面所の
扉を開けた。

そこには、下着姿で髪を拭いている家康がいて
『えっ?』と言う顔で桜奈をみた。

(///かぁっー///)目を見開き、固まる桜奈
『キャッーーー!!』と言うと慌てて

洗面所の扉を勢いよく閉めると
逃げるように、自分の部屋に駆け戻った。

『だから、言ったのにー』とため息をつく千里。

桜奈の悲鳴に驚き
トイレから飛び出してきた鷹介

『ち、千里!桜奈の悲鳴が
したけど!何があった?』

『ああ、いいの、気にしないで。
朝から、ちょっと刺激の強いものを
見ちゃっただけだから』と呆れ顔の千里。

『なんだ?刺激の強いものって?
ゴキブリでもいたのか?』
事態を呑み込めないでいる鷹介。
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