第3章 〜君を見つけた〜
詩織に報告した後、お風呂に入って
おやすみーと布団に入ったものの
目を瞑ると家康のドアップの顔が
チラついた。(///ドキッ///)
(いやいや、何であんな人。初対面で
いや、前にすれ違ったきら初対面じゃないけど
あっでもやっぱり初対面になるのか?
あーっ、そんなこと、今更どうでもいい!
とにかく、年頃の女の子にあんな揶揄いを
する事が信じられない!!
きっと、誰に対してもあんな軽いんだ
あの人!絶対そうだ!彼女いるくせに!!)
と、昼間、家康とパンケーキ屋に入ってきた
女の人を思い出した。
(綺麗な人だったなぁ・・・お似合いだった)
と思ったら、胸がチクっとした気がした。
(何?今の?はっー、今日はいっぱい色んな
ことありすぎて、頭パンクしそう!
でも、会いたかった気持ちどっか
いっちゃった・・・
あんな、軽い人だと思わなかったなはぁー・・)
何故か、残念な気持ちになる桜奈。
(いやいや、何で残念がってんのよ。
これで、恋愛対象でもましてや、結婚対象に
もならないことははっきりしたんだから
明日から普通に接する事ができる!
訳の分からない動悸に悩まなくて済む!!)
と決意したわりに、なかなか寝付けず
寝不足のまま、朝を迎えた。