第3章 〜君を見つけた〜
部屋に戻った桜奈は
詩織に携帯で報告をした。
ピローン♪
桜奈:しぃちゃーん、聞いて!( ・᷄-・᷅ )
詩織:何?どうした?
桜奈:あの謎のイケメンの正体が分かった
詩織:えー!マジっすか?でも何で?
(ŎдŎ;)!!
桜奈:パパの大学時代のお友達の子供
だった。名前は、徳永さん。
しかも下の名前がまさかの『家康』
詩織:はっ?『家康』って名前なの!
何?その、これこそ『The 運命』みたいな話。
あっ、いやいや、そうじゃなくて
何で分かったの?会ったの?
桜奈:会うどころか、一緒に暫く住む
ことになりました( ・᷄-・᷅ )
詩織:えー!何?そのドラマみたいな急展開!
やっぱ!運命よ!確定よ!きゃっー
テンション上がってきたー٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ °
桜奈:全然よ。こっちはだだ下がりಠ_ಠ
詩織:えーっ、何で!あんなに、気にしてた
じゃん?あっ、彼女がいること確定?
桜奈:それ以前の問題。ムカつく奴だった
あの時 会いたがった自分を、今は目を覚ませ
って殴ってやりたいヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
詩織:あれまー、荒れてんねー( ˙-˙ ; )
桜奈:詳しくは、明日パンケーキ屋で!
とりあえず、今日はもう寝る!
詩織:了解(・_・;