第2章 〜会いたい〜
すると、詩織のイケメンアンテナが
反応するイケメンが立っていた。
すぐさま、『桜奈見て!イケメン発見』
と桜奈に窓を見るように促した。
すると桜奈は、驚いたように
『あっ!あの人!』と詩織に言った。
『えっ、桜奈が気になってた
謎のイケメンって、もしかしてあの人!?
うそっ!凄い!やっぱ運命・・・』かもと
言い終わる前に、桜奈が気になっていた
イケメンは綺麗な女な人と待ち合わせしてい
たらしく二人連れでパンケーキ屋に入ってきた。
『いらっしゃいませー、2名様で
宜しかったでしょうか?』
『はい。』とその女性が答えると
『では、お席にご案内いたします。
こちらへどうぞ』と桜奈と詩織の
横を通り過ぎていった。
そのイケメンは、チラッとだけ
桜奈に視線を向け
桜奈は、ほんの一瞬目があったが
すぐさま俯いてい顔を上げられなかった。
その謎イケメンが彼女らしき
人と、桜奈達の横を通り過ぎていく
気配を俯いたまま感じていた。
桜奈は、何故か、がっかりする
気持ちに覆われていた。
(やっぱり、彼女は当然いるよね・・・)