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また、恋してくれますか。

第13章 〜真実〜


固まったまま、驚いたように口元を隠し
ほんのり目元が赤くなる家康。

(どうしたんだろ?えっ?
気合い入れすぎた?変?)
急に、焦り出す桜奈は
『あ、あの、この格好じゃ変ですか?』と
恐る恐る聞いてみた。

『///あっ、いや、似合ってるよ///。
うん。凄く似合ってる』と、言うとふっと
微笑んだ。

『そうですか・・良かった(ほッ)』
家康に似合うと言われ、嬉しくて仕方ない
桜奈は、少し恥ずかしそうに
はにかみ、微笑んだ。

桜奈のその姿に(//キュン//)と
する家康。

『じゃ、行こうか』照れてる自分を
悟られたくなくて、くるっと向きを変え
歩き出す家康。

『はい。』と桜奈も後ろから
ついて行った。

リビングにいる千里に
『じゃ、ママ行ってきます!』と声をかけたが
千里は、『桜奈、ちょっと待って』と
側にきて、『うふふ、おめかししちゃって
でも、今日の桜奈はとっても可愛いわよ
楽しんできなさいね』と肩をぽんと叩いた。

『うん』と嬉しそうに笑って返事をする桜奈。

『あとね、今日は堀のおじいちゃんのところに
行って来るわね。今年の大祭ももうすぐだし
パパも一緒に打ち合わせしてくるわ。
夜、遅くなると思うから
夕飯は、二人で外で済ましてきて
欲しいんだけど、いい?はい、これ』
といって、お金を渡された。
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