第7章 〜進展〜
ドキドキしなが
『べ、別に、俺でよければ、図書館付き合うし
ついでだし友達にも教えるよ』
淡々と答えたが
鼓動が高鳴っていることを認めまいと
必死に冷静を装った。
『ほんとですか!ありがとうございます!
じゃ、宜しくお願いします。助かります』
お辞儀し、満面の笑みを笑みを家康に
向けた。それから、安堵したように
『じゃ、着替えてきますね』
と自分の部屋に入っていった桜奈。
(ほんとに、ヤバイ・・このままじゃ俺は・・
俺には、こんな気持ち必要ないのに
どんどん、気になりだしてる・・困った・・)
頑なに、気持ちを制御しようとする家康。
『ハッー』とため息をつき、自分の部屋へと
入っていった。
桜奈は、着替えると、リビングに
置きっ放しにした、スマホを取りに行った。
スマホを手にすると、詩織に返信を送った。
ピロン♪
桜奈:明日、図書館で勉強OKです!
岩田君に返事お願いしまーす。
優秀な家庭教師も一緒だよ!勉強はかどるね
٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ °
(送信っと。)
それから、携帯を置き、お風呂に千里を
手伝いにいった。
『ママ、ごめんねー!』と声をかけながら
洗面所のドアをあけると、千里が床を拭いていた。
『あら、着替え終わった?床は、もう終わるから
お風呂掃除の仕上げして、お風呂沸かして
徳永さんに、先入ってもらいなさい!』
『分かった』そう言って、桜奈は
残っていた泡を洗い流しお風呂を、沸かした。