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また、恋してくれますか。

第7章 〜進展〜


夕飯の後片付けをして、洗い物をしようと
すると、千里が
『桜奈、洗い物は、ママがするから
お風呂掃除お願いしていい?』と頼まれた。

『了解』と桜奈は言ったが

食器を片付を手伝っていた家康は
『じゃ、俺がお風呂掃除やりますよ』と
千里に声をかけた。

『えっ、夕飯作りも手伝ってもらったのに
申し訳ないわよ、いいのよゆっくりしてて』
と微笑む千里。

『俺も、ただお世話になるのは
落ち着かないし、なんか決まった仕事を
もらえると遠慮なくお世話になれるんで
お願いします』と家康は、また千里に
頼んだ。

『そーお?じゃ、お風呂掃除を家康君に
お願いしてもいいかしら?何だか、悪いわね。
でも、助かるわ!ありがとう。』

『はい、任せてくれると、俺も助かります』

『桜奈!じゃ、家康君にお風呂の
沸かし方説明してあげて!』

(えっ?また私?ママが教えてあげれば
いいのに!何で私に回すかな・・・
それでなくても、意識しないようにするの
に必死なのに・・・)
と納得のいかない顔をしていると

家康が、桜奈の側によってきて
『俺に教えるのに、何か不満でも?』と
意地悪な顔をして、小声で囁いた。

ギクッとする桜奈
『べ、別にそういうわけじゃ///』
(って、言うか、距離近いし///)と
思うと、また勝手に鼓動が早まり
あたふたする。

家康は何事もなかったように
『じゃ、お風呂の沸かし方教えて』
と桜奈を、促すように一緒に
お風呂場へと向かった。
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