第2章 原宿
揃ったところで原宿詣でへ!!いざ!!
みんなでお揃いのダンちっちをケータイにつけて、それぞれ一旦解散となった。
「ちゃん、どこいくの?」
気付けばハルくんが隣にいた。
「決めてないけど、ハルくんはどこか行くの?」
「うーん、オレ1人でいると、色々すすめられちゃって、、いつも気付いたらお金無くなっちゃうんだよね、、ちゃん一緒についていかせてぇ?」
口をツンと、尖らせながらハルくんは少しだけ肩を落としていた。
私は素直に嬉しくて
「え!うん!もちろん!ハルくんと原宿ってすごい新鮮だね!」
と、ハルくんに言うとハルくんはありがとーと笑っていた。
どこにいくー?と話しながら歩いていると、、
ハルくんはたまーにセクシーなお姉さんとかを見ては釘付けになってる。
思わずショーウィンドウに映る自分を見て少しだけため息が出た。ハルくんは大人のお姉さんが好きなのかなあ。。
そして、ハルくんはキャッチに遭いやすいみたいで少し立ち止まると小走りにお姉さんが来てはハルくんにこれでもかと谷間を見せつけながら何かを熱心に宣伝している。
なんだか堪らず、お姉さんの谷間に夢中のハルくんのポロシャツの裾を掴んだ。