第40章 オレに取られるぞ
『・・・・っ、・・・・・・そんな見ないでよ・・、』
なんて言いながら花子は恥ずかしさからか、横へと視線を落とした。色白く細い身体を上から下まで嗜むように視姦すれば、中心にある自分のソレもムクムクと反応する。
否定的な言葉を発した割には、花子の身体もまた興奮しているようで。
「まだキスしかしてないのに、こっちは凄いことになってるぞ?」
『・・・やぁっ、言わないで・・・』
ショーツの上から割れ目あたりをなぞるように指を這わせば、じっとりと湿っているのがよく分かった。その指の動きに合わせて、ほんの少し花子の身体が浮く。
そしてオレは迷うことなく足ぐりに手をかけ、太腿との間にできた僅かな隙間から、一気にモノを貫いた。
『やぁぁんっ、』
イキナリの挿入に花子の上の口は驚きと快感の中間あたりの声を出して、身体を弓なりにさせた。しかしその反応とは裏腹にすっかり準備の整っていた下の口はグチュリと粘着質な音を響かせて一気にソレを飲み飲んだ。
今日のオレは本能的に花子を求めていた。いつもの様に身体を愛でる時間するも堪能できない程に気が荒ぶっていたのだ。
原因は明日の誠凛戦と高尾への嫉妬。
インターハイに出て赤司とやり合う為には、この一戦決して負けることなど許されない。それに加え、(火神に負けているとも思っていないが)直近の誠凛戦では文字通り惜敗している。
明日の試合勝つ以外有り得ないのだ。
『ぁぁんっ・・・・ゃぁん・・・・っん!・・・ぁぁん、』
腰の律動に合わせて嬌声を上げる花子。白い下着が邪魔をして胸の頂きこそ見えないが、リズミカルに揺れるソレと顔を赤らめて恍惚とする姿は、十分過ぎるほどにオトコの部分を揺さぶった。
「っく・・・、」
『・・・あぁぁぁんっ・・・やぁんっ、真ちゃんっ、』
花子に名前を呼ばれた瞬間、切なく締めつけられたソレは呆気なくお腹に白濁液を吐き出した。
そのあともまだまだ足りないオレは、ネクタイで結ばれた手を解くこともなく何度も何度も涙を流しながら嬌声を上げる花子の腰に激しく打ち続けた。