第9章 番外編 誕生日のプレゼント
「ッハ、イイ顔してんじゃねェか」
「んっ、アッ……だって、あぅ」
首に回された手が愛おしくて仕方がない。早く彼女のナカに入りたいと、自身が主張している。
(こんなに可愛らしいプレゼントなら、毎日でも貰いたいくれェだな)
愛撫を続けながら、ローはパンツの紐を片方だけ解いた。
「それじゃあ、プレゼントはちゃんといただくぞ」
「ん…………はァ……どう、ぞ」
真っ赤な顔で、瞳をウルウルさせながらローに抱きつく。危ない。一瞬理性が飛びかけた。
いや、飛んでもいいのではなかろうか。今日は誕生日で、このプレゼントを貰ったのは自分だ。
今日くらいは好きにしてもいいのでは、という考えが脳裏をよぎった。
ローはベッドに連れて行こうとするのをやめ、ノエルを立たせたままナカに指を入れた。
「ふあああッ! んっ、あっ! あアっ」
いきなり入ってきた指に驚く。しかしそれがイイ所を刺激するものだから堪らない。
身体を捩っても、逃げ場は何処にもない。結局ローに縋ってしまう。
「んっ、んんんッ、アッ! も、むり……!」
ナカのイイ所と蕾を一緒に弄ると、ノエルは果ててしまった。はふはふと息を整えているノエルを片手で抱え上げる。
もう片方の手で器用にベルトを外し下着ごとズボンを脱いだ。現れた自身は痛い程に反り返っており、腹につきそうだった。
「ふあ、え……ロー?」
「痛かったら、言えよ。あと、しっかり掴まっとけ」
ノエルが掴まってきたのを確認すると、自身を彼女の蜜壺に充てがい、そのまま沈めた。
「んああッ⁉︎ アッ、アッ…………ふあああん!!」
自身の重みでいつもより深い所に当たってしまい、ガクガクと脚が震える。
「いつもよりッ…………キツイな」
「あっ、あう! ひあああっ!」
壁に背中を預け、ローにしがみつくノエル。甘い声をひっきりなしに上げながらも、心配事を口にする。
「ンアッ、お、おもく……ない?」
「ッ! お前…………そんな事心配してんのか? お前一人抱えられないようなヤワな鍛え方はしてねェぞ」
「ふあっ、そう、だよ……んんあっ⁉︎」
ノエルの背を壁から剥がし、支えてやりながら奥を突く。