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死の外科医と四季姫

第9章 番外編 誕生日のプレゼント


レースがたっぷりあしらわれた黄色のベビードール。
ふんわりとしたシルエットが可愛らしい。

「ローの誕生日プレゼント、ずっと悩んでたんだけど…………友達、かな? 女の子に声かけられて、リボンつけて、プレゼントは私だよって言えば…………いいんじゃないかって……」

ローはこの時葛藤していた。

得体の知れない女に声かけられてホイホイ付いていったノエルを怒るか。

このまま目の前のごちそうを美味しくいただくか。

「あの……ローが好きそうだな、とは思ったんだけど………………ダメだった?」

先程の葛藤なんてもう知らなかった。今はただこの可愛い可愛いお姫様をとことん可愛がろう。

「ダメなわけがねェだろ」

「ふえ、ほん…………んンっ」

パッとノエルが顔を上げた瞬間、唇を塞いだ。
啄ばむようなキスなどせず、薄く開かれていたその口内に、すぐさま舌をねじ込ませた。

「んぅ……ァ…………ふ、はァ…………」

ローの舌が口内で激しく動く。上顎を擦られ、歯列をなぞられ、舌を絡められる。

ヌルヌルとした感触が与えられるたび、ノエルの腰がびくりと震えた。

ただでさえ身長差があるのだ。上からのキスに、ノエルはローにしがみつく事しか出来ない。

後頭部と腰を支えられ、逃げようにも逃げられない。

「ふあっ…………」

やっと離された唇。二人の間に伸びた透明な糸を、ローは舐めとった。

「悪いがベッドまで我慢できねェ」

「んえ? らって、べっどはそこ…………んっ!」

すでに呂律の回らないノエルを可愛いと思いつつ、ベビードールの上から胸を触った。

案の定カップなど入っておらず、柔らかな感触が直接手に伝わってくる。

「んっ、んっ……」

ローが手を動かすたびに、布が擦れ先端に当たる。それだけで主張し始め、ピンと硬くなる。
気付いたローは、片方を布の上から舐め始めた。

「んあっ、あっ、ンンッ!」

ベロベロと舐められ吸われ、全身から力が抜けていく。
思わず座り込みそうになったノエルの脚の脚だに、ローの脚が差し込まれた。

壁側に追いやられ、尚も攻められる胸。時折膝で蕾をグリグリと押される。

「んあっ、それ、まっ、アッ…………」

反対の胸も舐められ、ベビードールはすでにべしょべしょだ。
が、どうやら脱がす気は無いらしい。

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