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死の外科医と四季姫

第7章 通じ合った想い


「ふあっ、あああ、んんっ、ふっ、ろぉ……ろぉっ……!」

「ッ、締めすぎだ……力、抜け……!」

「んぁっ、ぁっ、そんなの……わかんな、ひあっ」

ベッドのスプリングがギシギシと音を鳴らす。

(気持ちいい……好きな人と繋がれるって、すごい嬉しい。なんて、なんて幸せなんだろう)

ポロポロと嬉し涙を流すノエルに慌てるロー。

「痛かったか⁉︎」

「違うの……嬉しいの」

薄っすらと微笑みながら、ローの頬に手を伸ばす。小さな掌が、それを包み込んだ。

「私の好きな人が、ローでよかった……!」

「ッ! だからお前…………煽るなとあれほど…………!」

「んぁン!! ふあっぁっ、ああ!」

「おれも同じだ。お前を好きになれて、幸せだ。叶うなら、お前とずっとこうしていたいが、限界だ」

グッとノエルの細い腰を掴み、激しく奥を穿つ。

「んああっ、お、く、あた、って!」

「ハッ、気持ちいいか?」

「んぅっ、きもち、いっ…………ぁっ……ロー、好き…………っ! あァ!」

「ノエル……おれも好きだ」

ぐちゅぐちゅぬぷぬぷ。音を立てながら、二人は絶頂へと近付く。

最早繋がっている部分はぐちゃぐちゃに溶けきっている。

「ぁっ……ああっ、あうっ、あんっ! も、んんあっ、あぁっ、あああ!!」

「っく…………う」

ノエルが果て、ナカがギュウギュウと締め付けられる。

堪えきれず、ローも果てた。どくり、とノエルのナカに欲望を放つ。

「ふあっ、あつい…………」

ゆるゆると最後まで出そうと腰を振っていると、さらに締め付けてくる媚肉に、くらりと目眩がした。

引き抜こうとするとノエルの両腕が首に回り、あろうことか、腰に足を絡められた。

「やぁっ、まだ……抜かな、で!」

今抜かれると、また果ててしまいそうだったのだ。慌てて引き止めるも

「んっ」

(何で……おっきく…………!)

「もう一回」

俗に言うだいしゅきホールドをされたロー。再び熱が灯ってしまったようだ。

「ヒェッ……体力あるすぎるよう……」

かぷ、と噛みつくようにノエルの唇を貪る。

結局もう二回抱かれたノエルは、ぐったりとしていて、眠ってしまった。

「無理させすぎたか……」


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