• テキストサイズ

怖いのは苦手です【ONE PIECE】ドフラミンゴ夢

第2章 Who are you?



このザ・野生の獣みたいな人(人を見かけで判断してはいけない)からは想像の付かなかった甘過ぎるキス。


それはあっという間に脳を刺激し、思考を奪ってゆく。





(色々な意味でこの人ヤバすぎる!!)





そう思った時には手遅れだった。



別にファーストキスだったわけではないけれど、今までに感じたことのない快感に脳が溶けそうで、簡単に咥内への舌の侵入を許してしまった。

自身の意思とは関係なく、熱に浮かされるようにくぐもった声が漏れてしまう。そんなつもりは微塵もなかった筈なのに自ら舌を絡めてしまう自分が信じられない。





(ど、どうしよう、…止まらないっ!)






容易く侵入してきた長い舌が口の中の隅々まで甘い毒を沁みつけてゆく。

ただただ翻弄されるまま、気付けば押し倒されていたらしい身体は力が抜け、背中には触り心地の良い布団の感覚がある。


漸く解放された唇は酸素を求め、苦しさとあまりの快楽で涙を溜めた瞳と真っ赤な顔。

それを見て男は気を良くしたように満足げな笑みを浮かべる。


服の裾をたくし上げられていたので、下着が丸見えで、太ももを撫でる手に頭がサイレンを鳴らした。

/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp