第24章 俺の親友をよろしくな
「ほんと、情けない顔…」
車の中でが降りてくるのを待っていた
マンションの入口にを見つけて駆け寄ると開口一番にそう言われた
「情けなくもなるさ…に嫌われるのがこんなに怖い…」
助手席に座ってもらい、俺たちの家に車を走らせる
車中では、どう話を切り出したらいいかわからなかった
「入ってくれないか?」
部屋のドアを開け、黙ったままのを中に誘導する
ソファに腰掛けたにごめんと頭を下げた
グイッと引き寄せられて、そのままキスをされる
強引なキスに戸惑いながら、の舌使いに心臓が、跳ねた
「?」