• テキストサイズ

~miss you~

第15章 あんまり虐めないであげてね


フカフカのベットの中央で2人向き合う形で抱き合う
オフショルの隙間から陣平の手が入ってきた
ピクンと体が跳ねる

「待って…」
「ここまで来て嫌だとか言うなよ」
「違う…あの…お風呂…入りたいなーとか思ってます…」
「却下、俺は今これを脱がせたくて仕方ない」

大きく開いたネックラインを人差し指で引っ掛けて中を覗こうとする

「やだ、エッチ!」
手を払って腕をクロスさせて身を捩る
「こんな脱がせやすそうなのを着てくるが悪い」

腕を取られて服をグイッと下に下げられた
ポロンと出てくるおっぱい
そんなまじまじと見られると恥ずかしい…
「エッロ…」
ポソっと呟かれた少し掠れた陣平の声にゾグっとした
陣平の手がおっぱいにかかる直前に
「やっぱりお風呂に入るっ!」
と、軽く陣平を突き飛ばして浴室へと駆け込んだ

慌てていて頭からお湯を被ってしまった
せっかく巻いた髪も頑張ったメイクも取れてしまったけど、家でいる時はすっぴんだしまぁいいかと変に開き直った

お風呂から出ると少し拗ね気味の陣平がタバコを吸っていた
「俺も入ってくるから、出たら覚悟しとけよ」
そう言われたものだから、どこにいても落ち着かなくてウロウロしてしまう
髪を乾かそうにもドライヤーはこっちの部屋にはなかったので大人しく陣平が出てくるのを待った

ガチャと扉が開く音がして緊張がまた押し寄せてくる
私と同じようにバスローブに身を包んだ陣平が頭を拭きながら近づいてくる

ひょいと私を抱えてベットへ向かう

陣平はまだ機嫌が悪そうだ
前なら投げ捨てられてそうなものだが優しく降ろしてくれた

何も言ってくれない陣平に自分から頬にキスをしたら少し驚いていたけど、するならこっちにしろとちょんちょんと唇を触る

意を決して触れるだけのキスをしたらトサっとベットに押し倒された

「煽るの上手になったなぁ」
「そんなことしてない」

シュルと腰紐が解かれる
バスローブの隙間から陣平の熱い手が滑り込んできてそれだけなのに恥ずかしい

「前から思ってたけど、の肌すべすべしてて気持ちよすぎ…」
「そんなこと、今言わなくても…」

感触を確かめるように撫で回される
だんだんと陣平の息が上がってきたような気がする
目を細めて余裕がなさそうな顔…
陣平もバスローブを脱いでいて鍛え上げられた体に見蕩れてしまう

/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp