第1章 鏡でもみてみ?
携帯を確認してもなんの連絡もきてない
まさか、なんかあったのか?
ソワソワと心配しているとガチャガチャと鍵を 開ける音がする
「か?」
玄関へ顔を向けるとベロベロに酔っ払ったが座り込んでいた
「またそんなに飲んで、ほら立てよ」
腕を持って立たせようとするけど全く力が入ってない
「泣いてるのか?」
「ねぇ、私の何がいけないの?」
俯いたままポタポタ落ちる涙
「何があった?」
とりあえず靴を脱がせて抱き抱えて部屋の奥まで連れていく
ソファーに座っても俺から離れようとしなかった
「、早く忘れちまえよ
得意だろ?次の恋っていつも言ってんじゃん」
「もう彼氏なんていらない…」
「何があった?」
元彼と共通の友人が浮気するなんて酷いと抗議しに行ったらあんな不感症な女抱いても面白くないって言われたそうだ
友達に言うか、普通…
「がっついてばかりで自分本位なんだもん、ソーローの癖に…」
酔っているから口が悪くなる
「つまり、も元彼じゃ満足してなかったってこと?」
「エッチするだけが全てじゃないでしょ?一緒に買い物したりご飯食べたりデートは楽しかったよ、ちゃんと」
それはそうだなとに同意した
「なぁ、それってさ
が悪いんじゃなくて元彼が下手くそだったってだけじゃねぇのか?」
試してみる?との手を取り指にキスした
「な、なんの冗談?
陣平とするってこと?ないない」
何故かカチンときてを押し倒した
「じゃぁ、お前に気持ちいい思いをさせてやれなかったら俺の負けな」
きっと意味わかんないと言いたかったのだろうけど、いいきる前にの口を無理矢理開かせキスをした