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囚われの妖精は今日も犯される
第11章 終わりの始まり
「素敵な夢って…。」
「そうだよ。さっきお前が見ていたのは全て夢だ。」
ジュリの顔が青ざめた。
「じゃあ私が王妃様になるのも、ヨハンネス様が大魔王だというのも…。」
「大魔王?ははは!大魔王なんて存在しない。」
すると、部屋の扉をノックする音が聞こえた。
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