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囚われの妖精は今日も犯される
第12章 堕ちた妖精
するとジュリは嬉しそうに笑った。
(何でもいい。何も考えなくていいの…ずっと…。これが私の使命なのね。だからそれに抗うなんて、しないわ…。)
「ありがとうございます…♡」
そう言って、使用人の背中に手を回した。
そしてその胸に顔を埋めると、静かに呟いた。
「みんなのこと…忘れないから…。」
END
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