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囚われの妖精は今日も犯される

第9章 真実


そしてイザークが静かに言った。

「そのネックレスは、きっとお母上様のものですよ。」

イザークはジュリのネックレスを指さした。

「これが…?」

「ああ、そうだ。」

ギードは頷いた。

「それは天使国の王女が身につけるものなんだぜ。」
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