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囚われの妖精は今日も犯される

第7章 ジュリの答え


「わあ…綺麗…。」

花が咲き乱れ、蝶が舞っている。

「天使国はいかがでしょうか?」

「ええ、とっても綺麗です。だけど私は…。」

ジュリは悪魔国を思い出し、黙り込んだ。

するとヴァレールは言った。

「ジュリ様、これから族長様にお会いしていただきます。」
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