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囚われの妖精は今日も犯される
第7章 ジュリの答え
高い場所が苦手なジュリは、ギュッと目を閉じた。
ヴァレールはそのまま空を飛び続け、天使国へと向かった。
暗かった空が段々明るくなった。
花の香りも漂っている。
「さあ、着きましたよ。」
ヴァレールはジュリを降ろした。
ジュリは辺りを見渡した。
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