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囚われの妖精は今日も犯される

第6章 アランの伯父


「は、はい…ヴァレールさん…。」

ジュリは頷いた。

ヴァレールはジュリを抱え、自室へ向かった。

そのときジュリのネックレスが、ヴァレールの目に入った。

「そのネックレスは…?」

「これですか?これは母の形見なんです。」

ジュリは大切そうにネックレスを持った。
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