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依存愛-彼と過ごした3000日-

第7章 『混濁』




混濁。
濁流。
濁音。



にごり。





ぼやけるくらいが、ちょうどいい。




クリアな世界になんて、生きていけない。





「………ごめんなさい」





悪魔が頭の中で囁いた。
悪魔の用意してくれた免罪符は、片道切符。
もとから戻るつもりは、ないよ。





戻るつもりなんて、ない。




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