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依存愛-彼と過ごした3000日-

第4章 再会


ずるいのは、しーちゃんじゃない。
悪いのは、しーちゃんじゃない。

中途半端なところから動けずにいる、私。


しーちゃんを忘れられるわけないのに、優生の優しさに甘えた私。


ひとりじゃ生きていけない、弱い私。



そんなずるくて弱い私を受け入れてくれる。

しーちゃんだけが、ほんとの花を許してくれる。


しーちゃんだけが、私の罪を、一緒に背負ってくれるの。


「……………寂しかった」


私のずるさも弱さも。


罪も。


全部受け止めてくれる。



最低なもの同志、慰めあっても、いいかな?



「しーちゃんがいなくて、寂しかったよ」

「俺も」






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