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依存愛-彼と過ごした3000日-

第4章 再会



「ほんとはずっと、寂しかった……よ?」







首をかしげて見上げると。



人目も気にしないでしーちゃんは花を抱き締めた。



しーちゃんの好きな、声の高さ。
甘えた仕草。
上目遣い。
しーちゃんの大好きな、『従順な花』。



しーちゃんにとって花は、絶対に自分を裏切らない存在だから。


だから。



全部使って、しーちゃんの行動を支配する。



ほら、ね。







しーちゃんはやっぱり、花から離れられないんだよ?

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