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神様が俺のところにやってきたそうです。

第2章 序章


「むっ…。今生意気と思ったな?」

「えっ…?なんでわかっ…!」

こいつ、人の心が読めるのか⁉︎

「読めるも何も、顔に出とる。阿呆」

呆れたような感じで俺に言った。

「て、てかお前、顔に似合わず変な言葉使うんだな…」

俺は話を逸らすように疑問に思っていたことを問うた。

「ん?だって我は神様だからの。神様はみなこのような感じの言葉で喋るとご本で呼んだぞよ?」

は?………かみ…さま…?

なんだこいつ。頭可笑しいのか?

「我は可笑しくなんかない!本当に神様なのじゃ!」

「やっぱ心読めてんじゃねぇか!」

と、俺はあることに気づく。

先程、この変人少女、藍裡は"ある学校"と言った。
よくよく服装を見てみると、なんと我が高校の女子制服だった。

「お前…俺と同じ学校かよ…」

俺がボソッと呆れたように言うと、藍裡はまたも「むっ…」と不貞腐れてこちらをにらんだ。

「なんじゃ、我と一緒の学校は嫌か?ふん。我もお前みたいなのと同じ学校は御免じゃ」

そういい、べ〜と舌を出してスタスタと前へと歩いていく。

しかし、何もないところで「つるべったぁぁぁん!」と転んだ。

「うぅっ……」

泣いた。

なんかほっとけないなぁ…。仕方ない。

「大丈夫か?」

手を差し伸べながらそういうと、ぺいっと払われた。

「大丈夫じゃ…少し転んだだけ、なのじゃ…」

ぬるっと立ち上がり、トコトコと歩いていく。
しかし、すぐこちらを見てうるうると目を潤させ、なんだか「おぶって?」と言ってそうな顔をして見てきた。

「おぶって欲しいなら素直にそういえよ…」

「べ、別に…おぶって欲しいなんぞ思っては、おらぬからな…」

「行動と言っていること違うんですけど」

藍裡は俺の背に乗った。何この子、意味不明だ。

ま、とりあえず学校に行くか……。

「はぁ…、なんか訳が分からないことが起こってしまったよ…母さん…」

「何を言っておるのじゃ?お主さっきからボソボソボソボソと、まるで変人じゃ」

「てめえに言われたくねぇわ、変人少女」

「なんじゃと⁉︎我は変人少女じゃないぞい!我は藍裡という名がーー」

「はいはい分かった分かった」

俺らはそんな会話をしながら学校へと登校して行ったのである。
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