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僕だけの君だと思っていた【声優】

第8章 大人の魅力


主「いいえっ
そういうわけじゃないですよ、、」

入野「ふ〜ん、まぁぼくって
ファンの子からもかっこいいー!
より可愛いー!って言われることの方が
多い気がするもんなー。」

主「嫌なんですか?」

入野「別に嫌ってわけではないけどさぁ、、、
まぁ、好きな相手からはちゃんと
かっこいいって思われたいかなって。」

入野さんが真面目な表情でそう言った。
自分に向けられて言われているのかと思うと
恥ずかしくなり何も言えなくなってしまった。
そんな会話をしていると現場へ
到着した。

今日はアフレコと雑誌のインタビュー。
わたしは今日も挨拶に回り、
入野さんとは現場で特に
話すこともなく一日が
終わろうとしていた。

ピローン。

気がつくと携帯にメールが1本入っていた。
知らないアドレスからだ、誰だろう。

お疲れ様です。
昨日お会いした神谷浩史です。
登録よろしくね。

という内容だった。
相手は神谷さんからだった。

わたしはすぐに

お疲れ様です。
ご連絡ありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします。

と返した。

するとすぐにまた返信があった。

今日、自由と飲みに行くんだけど、
なんか聞いてるかな?

ときた。

入野さん神谷さんと飲みに行くんだ〜、
わたしはそんなこと特に聞いてなかったので、

いえ、何も聞いておりませんでした。

と返す。
すると次に

そうなんだ。
もしよかったらさ、吉岡さんも来ない?
こっちも僕のマネージャーと一緒に行くからさ。
どう?
吉岡さんにとっても僕のマネージャーと
話すことで色々業界のことも知れると思うからさ。

とのことだった。

正直わたしは行きたい!!!とすぐに思った。
この業界のことまだわかんないし、
あんなに人気な神谷さんのマネージャーを
してる方とお話出来たら、
色々勉強になりそう!
そう思ったが入野さんに
断りもせずに勝手に行くとは言えない、、、。

お誘いありがとうございます。
大変嬉しいです!!
入野さんにも聞いてみて、
また改めてお返事させていただいても
いいですか?

そう返しておいた。

大丈夫だよ。
連絡待ってるね。

ときた。

まだ入野さんにOK貰ったわけじゃないけど、
勝手にワクワクしていた。

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