第10章 デート。
入野「うん!よろしくねっ
あ、今日は家まで送るよ」
主「え、でも悪いですよ、、」
入野「今日はデートだから。
仕事じゃないから!
ね、最後まで男らしくいさせて?」
入野さんに優しい表情で見つめられる。
そんな顔されたら断れない。
主「わかりました、じゃあ、お願いしますっ」
わたしたちはタクシーを止め、
わたしの自宅へと向かった。
わたしの家まではここから
20分以上はかかる。
こうなる気は少ししていたけど、
入野さんはその間に眠ってしまった。
やっぱり先に入野さんを自宅へ届けようかとも
思ったけど、
わたしの家からは方向が逆な為、
わざわざタクシーの運転手さんに
戻ってもらうのも申し訳ない。
とうとうわたしの自宅へと着いたので
入野さんに一度起きてもらった。
入野「あれ?ごっめん!寝ちゃってた、、、。
もうさくらちゃんち着いちゃった?」
主「着きましたよ!
お疲れでしたよね。
家まで送ってもらって、ありがとうございます」
入野「うん、、てかさ
ごめん。トイレ借りてもいい?」
主「いいですよ!
吐きます?」
入野「ううんっ、ふつうにおしっこ
漏れそう、、」
わたしは入野さんと一緒に
自宅へ入った。