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僕だけの君だと思っていた【声優】

第8章 大人の魅力


入野「、、ん?さくらちゃん、、?」

入野さんはまだ寝ぼけているようで
目を細めながら聞いてきた。

主「そうです!吉岡ですよ。
おはようございますっ
もう時間過ぎてますよ、そろそろ行かないと、、、ぅわ!!」

わたしが起こそうとしていると
急に入野さんに手を引かれ
ベッドに引きずり込まれた。

入野さんの横に向き合う形で寝かせられ
ぎゅーっと抱きしめられる。

主「え、、ちょっともう、、入野さんっ!!
仕事行かないとぉー、、」

入野「、、さくらちゃん、、、
夢の中にも出てきてくれるんだぁ、、、。」

ふにゃふにゃな声で入野さんは言う。
あれ?もしかしてまだ起きてないのかな、。
寝ぼけ過ぎでしょ、、。

主「もう入野さんっ!!
夢じゃないですよ〜、
現実ですよ〜、起きましょー!」

入野さんから離れようと体を動かすが
また抱き寄せられて離れられない。

すると入野さんが目を少し開け
こちらを見てくる。
すると顔を近づけられ、
優しく唇にキスをされた。

入野「、、スー、、スー、、」

どーなってんのこの人、、
キス魔もいいところでしょ、、、。
ちょっとドキッとしちゃったのに
そっちは寝ぼけてるなんて、、。

主「入野さん!!!!!!
起きて!!!!!」

わたしは大きな声で言った。

すると今度は
入野さんの体がびくっ!と動いて
目が開いた。

入野「、、え?さくらちゃん??
なんで僕んちのベッドにいるの??」

入野さんはキョトンとしながら聞いてくる。

主「もう、起こしに来たんですよ!
もう時間過ぎてますから!!」

すると入野さんが時計を見ながら
飛び起きた。

入野「やっば!!
ごめん!!急いで準備するから待ってて!!!」

そう言うと入野さんは
パジャマを脱ぎ始めたので、
わたしは目をそらした。

主「あ、、あの、わたし
下で車の中で待ってますね。」

入野「うん!マジ急ぐから!!ごめんねーっ」

そう言われわたしは
入野さんの部屋を出た。
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