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僕だけの君だと思っていた【声優】

第8章 大人の魅力


<主side>

次の日、わたしは一度事務所に寄り、
車に乗り換えてから
入野さんの自宅へ向かった。
マップで検索して迎えに行く。
わたしの家からもそんなに遠くないんだなぁなんてことを
考えながら運転する。

少し早めに入野さんの住んでいる
マンションへ着いていた。

早めに着いちゃったけど、
一応着きましたって連絡入れようかな。

わたしはメールで入野さんに
到着してます。と
メールを入れた。

少し待ってみたけど
入野さんからの連絡はないし
現れる様子もなかった。
余裕を持って迎えに来てるので
仕事の時間にはまだ全然間に合うけれど、
大丈夫かなぁ。。。

約束の時間から15分くらい過ぎた。
ちょっとさすがにやばいって〜、、。
電話してみよ。

電話をしてみたが電話にも出ない、、、。

入野さんの部屋の鍵はマネージャーの仕事上で
預かっていたので、
部屋まで迎えに行こうと決めた。

エントランスを抜け、
エレベーターで上がり、
入野さんの部屋の前に着いた。

男の人の部屋なんて入るの久しぶりだなぁ、、
その前にインターホンで起きてくれたらいいけど、、。

、、ピンポーン。

、、、。

、、ピンポーン。

出ない、、、。
寝てるのかなぁ、、。
大西さんから入野さんは朝弱いって聞いてたけど
早速こんなことあるんだ、と思いながら
鍵を開け部屋へ入った。

玄関は綺麗にされていた。
でも今は人の部屋を物色するほど
時間はない。

廊下をまっすぐ進むとリビングがあった。
入野さんはいない。
廊下へ戻って左側の扉を開けると
どうやらここが寝室のようだった。

、、スー、スー、、。

入野さんは予想通りまだ
気持ち良さそうに夢の中にいた。

ベッドで横になっている入野さんの寝顔は
小動物のようで
少し可愛いなんて思っちゃった。

あ、やばい時間が、、起こさなきゃ。

そう思い入野さんに近づき
肩を叩きながら起こそうとしてみた。

主「入野さん、起きてください!
朝ですよ!!」

急に大きい声を出されてもびっくりするかもしれないから
少し控えめな声で起こそうとした。

入野「ん〜、、、スー、スー、、」

入野さんは寝返りを打ったがまだ
起きようとしない。

主「ちょっと!!入野さん!!
仕事ですよ!!いきますよー!!」

さっきより少し大きめの声で声をかけてみた。
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