第5章 福山潤さんと櫻井孝宏さん。
<主side>
福山さんか〜。
笑顔が可愛らしい人だったな。
わたしは入野さんの楽屋で、
1人でそんなことを考えていた。
ていうか、正直、ちょっと元彼に似てたかも。。
年いくつなんだろ。
そう思いわたしはネットで福山さんの歳を調べた。
えっ?!
40歳????
見えなすぎる!!
そう言えば、神谷さんもおいくつなんだろう。
神谷さんの歳も一緒に調べてみた。
はーっ???
44歳????
えっ、、さすが芸能界、、、。
いくら表立って顔を見せない声優さんでも、
年齢より若すぎるよ。。。
コンコンッ
わたしが1人でスマホを扱っていると、
扉の外からノックがした。
わたしが返事していいのかわからないけど、、
はーいどうぞーと返事をしてみた。
?「自由〜、今日はよろしくね〜、、
あれ?自由の部屋じゃなかったかな、
ごめんなさい、失礼します、、」
扉の向こうから現れたのは
背が高く丸い眼鏡がよく似合う
おしゃれな男性だった。
主「あっ!いや!!そのっ、、
入野さんいまお手洗いに行ってまして、、」
?「あ、そうなの?
じゃあ、君は?」
主「あっはい!
あの新しいマネージャーを務めさせていただいてます、
吉岡さくらと申します。
申し遅れてすみませんっっ」
わたしはそう言い
その人の元へ寄っていった。
?「あ、マネージャーさんなの?
初めまして、櫻井孝宏と申します。」
すごく甘い声、、、。
いけないっ、仕事モード仕事モード!!
主「櫻井さんですね!
本日はよろしくお願いいたします!」
櫻井「よろしく〜っ!
自由が来るまで、ここで待ってても大丈夫?」
主「はいっ、大丈夫ですよ!」
櫻井「ありがとう。
僕にはお構いなく、、
お仕事続けてていいからね。」
櫻井さんはわたしに優しくそう言ってくれた。
主「ありがとうございますっ」