第5章 福山潤さんと櫻井孝宏さん。
<福山潤side>
自由くんが怒りながらトイレを出て行った。
なんだ、自由くんもその気なんじゃん。
俺はさっき自由くんのマネージャーに初めて会った。
まだ中身は何も知らないけれど
惹かれるものがあった。
あのすらっとしたスタイル。
白い肌。
笑顔も可愛かったし、握手したときの手も
小さくて綺麗で可愛かったな。
それなりに女の子とは遊んできた方だと思うけれど、
さくらちゃんはほかの女の子とは比べものにならないくらい
惹かれた。
ただ自由くんもその気みたいだし、
これは簡単にはいかなそうだな。
そんなことを考えながら、
僕は収録に向け、仕事モードに気持ちを切り替え、
トイレを後にした。