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僕だけの君だと思っていた【声優】

第5章 福山潤さんと櫻井孝宏さん。


<櫻井孝宏side>

自由のマネージャー、
かわいいな。
新人さんだからだろうけど、
なんか頑張ってる感あって、
そこがまたかわいい。
もっとかわいい顔見てみたいかも、、。

櫻井「ねぇ、吉岡さん、
吉岡さんはどうしてマネージャーやろうと
思ったの?」

主「あ〜っ、
んー、実は社長の知り合いだったので、
お仕事紹介してもらったんです。」

吉岡さんは笑顔でそう答える。

櫻井「そうなんだ、じゃあ、
元々あんまりアニメとかには詳しくないの?」

主「はい、、本当に申し訳ないと思いますが、
今勉強中です、、」

吉岡さんは申し訳なさそうに答えた。

主「あっ、でも、やっぱり声優の皆さんって
普段から声が素敵なんだなって
知りました!
櫻井さんも、優しくて、なんかとても癒される声ですよねっ」

少し照れながら恥ずかしそうに答える彼女。
俺はその時自分の中の雄の部分を刺激された気がした。

櫻井「ありがとうっ。
仕事柄そう言ってもらうのは慣れてるけど、
とても嬉しいよ。」

俺は少し彼女をからかってみたくなった。
いいこと思いついたっ。
そして俺は少し離れた席から彼女の横へ移った。

櫻井「ねえっ、吉岡さんは、
どういう男の人の声が好きなの?」
俺は少し低めのトーンで彼女の顔を覗き込みながら
聞いてみた。

主「えっ、、
うーんと、、あんまり考えたことないので、、
分からないですかね、、」

彼女は明らかに僕の声に反応はしてくれた。

櫻井「ねぇ、今みたいな、ちょっと
低めの男らしい声が好き?
、、、それとも、、」

そう言って僕は彼女を横から抱き寄せ、
耳元で囁いてみた。

櫻井「こんな感じの、、
ちょっと、甘めの優しい声が好きかな?
ねぇ、どんな声が好きか教えてよ、、
さくらちゃんっ、、」

主「ひゃっっ、、
あ、、あの、、、、」

彼女は顔を赤らめながら
俺と目線を合わせないようにして
うろたえていた。

櫻井「ねぇ、俺、君のこと気に入っちゃったみたい。
これから仲良くしてね、さくらちゃん。」

そう言って僕は彼女の頬に
軽くキスをした。

主「あっ、、、櫻井さん、、、
あの、、、」

彼女は突然のことにびっくりしたのか、
なにも言えず口をパクパクさせている。



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