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もう誰も失うことのないように
第2章 始まり
カルラ「あれ?だけ?エレンとミカサは?」
『調査兵団見に行ったよ』
の言葉にカルラはため息を吐いた
『父さん。地下室見たいんだけど』
グリシャ「ダメだ」
『…そう』
グリシャは絶対に見せない事に溜め息を吐いた
キーンッとした耳鳴りと頭痛がを襲う
『っ……』
視界がグラグラと揺れる
1000以上も繰り返しを行えば脳もおかしくなる
『(このまま狂えれば楽なのに)』
そう思っても仕方ないくらいは疲れていた
けれど…誰も失いたくないと強い気持ちからは狂えないでいた
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